2017灘中1日目10

2017灘中1日目10式



以前、浜学園で勤めていたころ、
V0の生徒が作ってくれた公式です。

証明は簡単なので、割愛しますが、
ラボでは前期は横からみた図、後期は、その他の手の打ち方の別解として紹介しました。
ラボのテキストは自分が作っているので別解を説明しなくても良いように構成しているのですが、
数少ない別解を解説するところで使う公式です。

 

さて、今回のテーマはこの公式が合格するために必要かどうかです。
結論から言えば不要だと考えています。不要だとかんがえているので別解扱いをしています。
では、なぜ扱うかと言えば、これが立体の隣辺比から簡単に導くことが出来るからです。
言い換えれば、隣辺比を研究することで行きつく最終の形態だからです。
(実はもうひとつ隣辺比では面白い最終形態があります。でもそこは次にますます本命になる可能性が高いのでここでは言えません。授業では補助問題として扱います)
2017灘中1日目10解説図
やはり立体をいろんな方向から見ることは大切です。
こちらがオーソドックスな解き方ですね。今年の受験生はこれでよいと思います。

ただ、来年度以降、受験を考えられる皆さんはやはり公式を作るところまで、
もしくは四角すい以外のいろんな立体の横からみた図などを書くなどの準備が必要だと思います。