2018灘中1日目9

反射の問題ということで、
「鏡の世界(線対称図形)⇒光を直進」と考えますが、

鏡の世界の書き方で正答までの時間が変わってきます。


BC
に関して対称な三角形だけを書いて解いた子もいましたが、

今回は、ABACに関して対称な三角形も書いてみます。

見た目にわかりやすい図形になります。
2018灘中1日目9解説図

〇と×の和‥76° ←青色の三角形に注目

〇と×の差‥ 6° ←赤色の三角形どうしに注目

 

和差算で、〇=41° ⇒ ウ=28°


多くの受験生は、最初、対称図形を付け足してつなげていこうとしたかもしれません。

それでいいと思います。
実際に手を動かしてみて、それでは複雑になりそうということで、
その時点で方針転換を考えればいいです。

今回紹介した解法でも、BCに関して対称な三角形だけを書く解法でも、どちらでも構いません。

 

最初にさっと手を動かしてみて、進むべき道を見極めることが大事です。

ここで焦って、変な方向に進んでしまうと、時間を費やしても正解にたどりつけなくなります。

近年の灘中の問題は、正しい方向さえわかれば、いわゆる「瞬殺」できるような問題が多いです。

 

今年の問題は、遠回りしてもなんとか正解にたどりつける問題も多くありましたが、近道する方が得点を伸ばせるのは言うまでもありません。

 

今年の1日目は、60分で11問ということで、1問にかけられる時間は結構あります。

過去の50分15問の時代とは、求められる能力も変わっています。

処理スピードは二の次で、まず自分の頭で柔軟に考える習慣をつけるべきです。

さんすうLAB.上本町教室主宰 井筒安秀