2014年 灘中 入試問題 1日目4
2014灘中1日目4

まず、11の上が9であることから、左-A-右の上3つの組み合わせが
1316151415132通りに絞れます。

ここで、どちらが答えかを選択しなくてはいけないのですが、
実際に入れていくと膨大な手間がかかります。


そこで、奇数と偶数の個数に着目します。


1~19の中に奇数が10個あること

38は偶数なので1列に奇数は偶数個あること

を念頭に
左下から眺めると、
ア,イ,ウ,エ,オ列に
91117191つずつあるので
各列に
2つずつであることが決まります。

奇数=△,偶数=○で表すと



2014灘中1日目4解説図

ここまでで,キ列に矛盾が生じます。    △10個,○9個があてはまりました。


A
15
使っていない奇数は173でシ列を見ると
1の下は38(16141)7以上なので
B3と決まります。

奇数と偶数の個数に着目のところを教えてあげれば、
3年生でも解ける問題でした。

今年度、No1の名作だと思います。


2013
年度も4は数の問題でした。

図形が、今回は平易で、目新しい問題は1問もありませんでした。
また
11問に減ったことも大きなトピックでした。


今回の入試は手間がかかる問題が多いという分析をなされているかたがいらっしゃいますが、
まったくそんなことはありません。


あきらかに、思考力を問う問題が増え、
5015問時代の処理能力を競うテストは終わったと思います。

あてはめや手数に頼らず、出題者の意図が汲み取れる準備を、
視野の広さを身につけるというのが灘中算数の極意です。

当日解説ではどんなことをおっしゃっていたのでしょうか?
パターンや定理にあてはめるのが算数ではありません。

本質を見抜く力を養ってください。


次回は、2日目のパズルを解いてみます。



さんすうLAB.主宰 倉田泰成